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見積もり手法「KKD法」

これまでの見積もり手法 紹介の続きです。('08/3/4修正)

・見積もり手法「KKD法」

もっとも広く(?)普及している見積もり手法です。というか、こんなもの手法ではありません。「エンジニアの経験と勘に頼った見積もりのことを KKDと呼ぶ」というのが正しいです。

KKDとは、K(勘)、K(経験)、D(度胸)のそれぞれの頭文字をとっています。根性(K)根性(K)ど根性(D)の略でもないし、火事場(K)のくそ(K)力(D)の略でもありませんのであしからず。

KKDの長所は 短時間で算出できること。いわゆる「エイヤー」でだす見積もりですので そりゃまぁ算出は早いです。
また、熟練した技術者のだした見積もりはKKDであっても、説得力があるというのも長所です。(これが実際に当たるかどうかは また別問題ですが...)

欠点は 見積もり結果そのものが 見積もり担当者の主観とスキルに依存するため、精度が人によってまちまちになることです。ようするに 信頼性が低く、よく外れます。

また、主観に依存した見積もりなので、「いったい何に基づいて算出されたのか」という 見積もりの根拠が非常に薄いことも欠点です。見積もりが外れた場合に、その失敗を 次回に生かしたくても、そもそもの見積もり根拠が薄いため 生かしようがありません。このため、失敗を次回に生かすという、改善を行いにくいという欠点も持っています。

ということで、個人的には 非常にまずい手法だと思うんですが、残念ながら世間では 一番信頼されている見積もり手法です。

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